SNM2008年新春写真俳句短歌集

   新年明けましておめでとうございます。

平成20年は何かと波乱含みの幕開けですが、1月21日のSNM新年会の熱気と勢いで頑張りたいと思います。SNM皆様の益々の発展と健康を祈念いたします。

       新年会 熟年の輪 平かに 

<俳句の部>

俳句 写真 備考、コメント等
願届け

 松過ぎも良し

      初詣

     ―牧紀― 江ノ島神社にて初詣、初デート?
穏やかな

 初日の恵み

  かもめにも

    ―牧紀― 鎌倉鶴岡八幡宮にて。
穏やかな新年を祈念して。
初旅や

 江ノ島越えて

    太平洋

    ―牧紀― 江ノ島のここから海を見ると地球の丸さを体験できるとの看板在り。
子等からの

 元気を貰う

    年賀状

    ―未来― 何とも素直で、心が籠っていますね。
初心忘るべからず!
恋占い

してみたきかな

    初御籤

    ―未来― 高尾山にて。

御籤の結果は?いつまでも心は若く華やいで!
新玉の

 年引き締むる

    仁王像

    ―未来― 同上。

身も心も引き締めて。
紅梅の

 微かに匂ふ

   日和かな

    ―未来― 同上。

今冬は以外に寒い日が続いていますが、早や紅梅が咲いているとは!
惜しみなく

 注ぐ冬日の

    新しき

    ―和子― 新年を向かえ、豊かな冬日が
ゆったりと!
至福の時が流れている。
初春や

 赤き実めでて

     幸祈る

    ―和子― 明らけき年を祈って。
写真と良くマッチしていますね。
七草も

 過ぎて夜なべに

    柚子刻む

    ―和子― 柚子味噌?柚子ジャム?−−−−
新春の

 光りと陰り

   池に在り

    ―牧紀― 新宿御苑の日本庭園にて。





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透き徹る

 蝋梅の香に

   抱かれて

    ―有三― 忠生公園にて。

一足先の梅三昧。
相輪に

 栴檀供え

  初恵比寿

   ―有三― 鎌倉本覚寺にて。

善男善女に幸あれ!
初明かり

 しあわせ色に

   家並み染む

     ―くに― ほのぼのと一年の幕開け。
新年に期待をこめて!



<短歌の部>

短歌 写真 備考、コメント等
風雪の

 年輪重ね

  六十余年

 二十歳の年よ

   平かならむ

     ―紀舟― 平成も二十年の幕開け。
何とか平か成らむことを念ず!
幼子の

育つ時空は

 マンハッタン

 今年の幸を

  夕陽に祈る

    ―芳翠― 孫は宝。




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岸壁に
 もや かか
 舫い繋りて

   憩う船
  とも
 艫越しに見ゆ

 初日の朝焼け

    ―芳翠― 情景の切り取りが絶妙!
写真と歌が良く合っていますね!
迎春の

 林場飾りに

  子の年の

 繁盛賭けるや

  杉木の香り

    ―芳翠― 今年の繁盛。お願いしますよ。
初春の

 太平洋に

  生まれしか

 江ノ島岩屋に

   寄する白波

            ―紀舟― 初旅の江ノ島岩屋の波は太平そのもの。
一年の無事を祈って!
元旦の
    いさ
 手仕事禁めし

    母の顔

 まぶたに収め

  ほころびを縫う

    ―芳翠― 祖母から母へ。母から娘へ。
日本の良き伝統、慣習を。
菅公殿

 今年も宜しく

    呆け封じ

  牛頭を撫で

     年初の祈願

   ―芳翠― SNMを代表して呆け防止祈願。
牛頭のご利益あらんことを!
初詣

混みあう中の

   願い事

 あれこれ迷い

   唯合掌す

    ―韶光― 明治神宮にて。

賽銭を入れ、合掌し、念じようとした時
頭の中が空になり、唯合掌のみの由。


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