12 月 例 会

                                          

  開催日時 2012.12.11(火)  9時半〜12時         

   場所:    生涯学習センター学習室1 

   兼題:   
「自由

   概要:    今月は、
「自由題」にて 投稿作品を募り、これらをまとめて和気藹々の
         披講に供した上で、 同好会HPの「兼題,例会コーナー」にアップしました。
         尚、例会終了後、忘年会を実施しました。




写真俳句短歌



占いて 命飲み干す クリスマス  鶏肋 


月影に 恙無きやと 朋想ふ    鶏肋


 灯篭の青き光が呟いた
   黙って仕舞おうこの世の為に   鶏肋


 佇みてプラタナスの道落ち葉
  見る我が人生も斯くばかりかな  
鶏肋


冬の気に 時季(とき)を忘れず 咲きにけり  希由


秋深し 齢九十で 山ハイク      水白


春緑 水面美し 秋紅葉        水青



色艶は なほまだまだの 木守柿    ゆきお


白鷺も 水に躊躇す 寒さかな     ゆきお


  去年も来しこの紅葉を眺むれば
     踏む落ち葉さえ語りかけ来る  ゆきお


  時雨避け山路の端に憩うれば
     見晴るかす街薄日射す見ゆ   ゆきお


稲孫田(ひつじだ)や 雨風耐えて 若みどり   牧紀


踏み敷くは まだ新しき 紅葉もや    牧紀


紅葉散り 散り積もりてや 曼荼羅に   牧紀


雪の富士 思い思いの 想いかな     牧紀


かはせみの 巣のありにけむ 冬紅葉  


鴨三羽 小鴨を中に 走りけり     


石蕗咲くと 妻の声ある 朝の庭    


いっぱいの 日に映ゆ銀杏 黄葉かな  


若きらは 何を語るや 散り黄葉    


プラタナス 今年は落ち葉 早きかな  


菊花展 丹精込めし 友の顔       いけ


 青空に 燃える紅葉や 高尾山     いけ


高尾山 真近に白し 雪の富士      いけ


濡れそめて 雨に重なる 紅葉かな    小鈴


秋時雨 光りし屋根や 不動堂      小鈴


境内に 清めし落ち葉の 煙り立ち    小鈴


石段に 吐息もるるや 秋高し      小鈴



池を覆ふ 落ち葉の奥の 木立かな    小鈴



ひとり来て 芒が原の 迷い道      有三


果たせずに 薬師の紅葉 池に映ゆ    有三


掛ける言葉 探し求めつ 冬の海     未来


余力残し 冬日の中を 駆け上る     未来


母と子の 深き絆や 銀杏散る      未来


明日のこと 託す蓮田の 枯れ急ぐ    未来


いろは紅葉 別れの時を 急ぐかな    未来


紅葉散る ひとひら宙に 浮きにけり   玲子


風の来て 名残の紅葉 散らしけり    玲子


お抹茶の ほどよく温し 花八手     玲子


旅人に 心安げし かざり柿        玲子


静けさや 梢かがやく 冬の空      玲子

約束も 果たせぬままに 年の暮れ    くに





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