8月 例 会



   開催日時 2013.8.13(火)  9時半〜12時         

   場所:    生涯学習センター学習室7 

   兼題:   
「向日葵又は自由

   概要:    
 当月は「向日葵又は自由」題で作品を募集し、 これらをまとめて
          和気藹々の披講に供した上で 同好会HPの「兼題,例会コーナー」に
          アップしました。




写真俳句短歌



心なく ただ向日葵を 見つめをり    玲子


ひまはりや 心にえがく ゴッホの絵    玲子


向日葵や 公民館に 子の画伯      玲子


花冠散り いよよ向日葵 (こうべ) 垂る   玲子


別の名は へくそ蔓よ (やいと) 花      玲子


溢れゐる 百日紅の 夕明り        玲子 


縁日の 金魚の行方 気に病んで     隆夫


夕方の 鬼灯の色 赤増して       隆夫


 富士山は遠く霞みて眩しくて
      何故か懐かし幼き想ひ     隆夫


追う瞳 向日葵の如 君なりき     水白


三歳児 水撒きだけの お手伝い    水白


桔梗の名 懐かしきかな 帰郷とは     水白


飛ばずして 逝った燕の 哀しけれ    水白


夏つばめ 飛び去りしあと 空しけれ    水白


向日葵の 実の数ほどに 汗流す    水青


この胡瓜 育て主似て 素直かな    水青


山百合や われもおまへも 鄙育ち  


保護者会 校名の百合 育てしと    学


鬼百合や 駅へ五分の 坂の道    学


涼風や 種子の子離れ 親離れ    未来


花野には 何もいらぬと 芭蕉の句  未来


赤とんぼ 旅立つ前の 一呼吸     未来



柳蘭 雲の峰まで 埋もれそう    未来


夏山の 雪形に 農 占へり        未来


 校庭の真昼駆け抜く子供らの   
      燃える眼に向日葵の夢     紀舟


向日葵や サッカー少年 見守りぬ   牧紀


向日葵の 晴れ渡りたる 館かな    牧紀


向日葵も 頭を垂れる 暑さかな    牧紀


   水路閣隠すみどりの蝉しぐれ
       明治の気骨アーチにしみる   紀舟


   原爆忌百日紅の花模様
         火炎血の海広島の夏    紀舟


遠出して 大群衆と 待つ花火    小鈴


一瞬に 煙と消えぬ 花火かな     小鈴


白百合や 伝えねばならぬ 沖縄を    小鈴


年かさね 母似となりぬ 花芙蓉    小鈴


富士の御師 むかし語りや 秋立つ日  有三


はな蓼に 導かれてや 六角堂      有三


咲き競ふ 夕暮れまでの 芙蓉かな    有三


苦瓜や 武骨で頑固 父に似て     吉夫


白百合の 白いドレスに 靴のぞく   吉夫


睡蓮の 花びらポッと こぼれたり   吉夫


凌霄花 老いらくの恋 燃え尽きて   吉夫


月見草 一夜の恋の 定めとは     吉夫


 夕闇に白く咲きゐる月見草
      朝日を浴びてピンクに萎む   くに


 チッチッと鳴く四十雀に急かされて
        ひまはりの種餌台に置く   くに



久々に 友と出会ひし 盆踊り     くに


葉陰から 見上げる空や 蝉しぐれ   ゆきお


必殺も 取り逃がしたる 暑さかな   ゆきお


手仕事や 気だるさ凌ぐ 猛暑の日   和子


初咲きの あさがお嬉し 朝餉かな   和子


夕闇に 怪しさつのる 烏瓜      和子


HPに戻る
inserted by FC2 system