9月 例 会



   開催日時 2013.9.11(水)  9時半〜12時         

   場所:    生涯学習センター学習室1 

   兼題:   
「自由

   概要:    
 当月は「自由」題で作品を募集し、 これらをまとめて和気藹々
          の披講に供した上で、 同好会HPの「兼題,例会コーナー」にアップ
          しました。
          又、12日(木)の「萩の花吟行会及び25日(水)からの展示会の
          役割分担等を話し合いました。


写真俳句短歌



草の実や 思ひ浮かべし 花の頃     玲子


山中の 林床暗し 杜鵑草        玲子


わが住まひ 都に遠し 山ごぼう      玲子


秋茄子や 農家に嫁ぐ 子を案ず     玲子


終焉の 木と定め鳴く 蝉の声       玲子


憩いても 涼しさ何処 夏の滝      隆夫


  横浜に静かに休む氷川丸
      戦火くぐりし古傷抱え     隆夫


女郎花 小さき風に 逆らはず    


森の道 辿ればふゆる 秋茜       学


打ち寄せる 波ひたひたと 秋の声   学


急坂を 登りて萩の 花に逢ふ     未来


酔芙蓉 夕暮れの時 惜しむかな    未来


うなだれて 秋海棠に ある想ひ     未来



御岳山 人まばらにて 鳥兜      未来


暮れそむる 空に冬瓜 大威張り    未来


新盆や 桐の葉陰の 黄金花      牧紀


街の灯の 灯籠流しに 見ゆる夜     牧紀


七変化 加齢に淡々 乱れなし     牧紀


豪雨呼ぶ 二百十日や 竜の舞      牧紀


   漸くに昼の日射しの猛くとも
       間遠になりぬ夜の蝉時雨   紀舟


出でてみよ 風はしなやか 女郎花   有三


帆をはりて 帆桁に立つや 秋の風    有三


そよ風を 連れてくる朝 桔梗咲く    有三


向日葵の 隊列前へ ならへかな      吉夫


秋雨や チャペルをうつす 水鏡     吉夫


あかのまま みな悲しくて 涙する    吉夫


枯れてなお たたずむ紳士 七変化    吉夫


山の端や 雲湧き出でて 秋青し     吉夫


新涼や 友の手作り 六地蔵      くに


風立ちて 銀波となりし 芒の穂    くに


夕焼けて 木々の影濃く 暮れてゆく  くに


涼しさや 忍野湧水 膨らみて     くに


秋めくや 人の数ほど 願ひあり     ゆきお


扇置き 子と眺めるや 池の面      ゆきお


亀三代 三万年の 夏重ね       ゆきお


夏惜しむ 鉢に一輪 こぼれ種     和子


車窓から 稲穂色づく 富士の山     和子


眠い目を こすりて体操 一、二、三  和子




HPに戻る
inserted by FC2 system