第１回
写真俳句短歌吟行会



平成１９年６月１１日（月）午前１０時〜１２時
町田市内薬師池公園にて吟行会

平成１９年６月１３日（水）午前１０時〜１２時
町田市民文学館にて披講会　


＜俳句の部＞

俳句 写真 コメントその他
吟行の 　挨拶交わす 　　　　菖蒲園 　　　　―美穂子― 菖蒲園、この日、この辺り
はほぼ満開
夏の雲 　乗せて水面の 　　　　やわらかし 　　　　　―美穂子― 薬師池の水面
花菖蒲 　夕べの雨に 　　濡れている 　　　　―未来― これぞ花菖蒲、水滴が
ステキです








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清らかな 　菖蒲に浄き 　　　水ありて 　　　　―牧紀― 清浄の交わり
みなも澄み 　田にうつせみの 　　　　　菖蒲かな 　　　　　―牧紀― 虚と実の映像
時ぞ今 　濡れ紫の 　　　花菖蒲 　　　　―牧紀― 雨上がりの菖蒲は最高！
菖蒲田や 　色取り取りの 　　　　蝶の群れ 　　　　　―韶光― 花菖蒲は群れ飛ぶ蝶の
如し






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母むすめ 　　集い憩うや 　　　　　花菖蒲 　　　　　―牧紀― 母はドッシリ咲いています
薬医門 　くぐれば涼し 　　　　　夏椿 　　　　　―三樹― 冨沢さん写真有難うございます。
梅雨晴れに 　寄り添う鳩の 　　　　愛深き 　　　　―未来― 言葉は不要
夏蝶の 憩うオアシス 　　　我も欲し 　　　―美穂子― 蝶の世界も、鳥の世界
（上段）も素晴らしい！
六月の 　鬱を預けん 　　　　　ひとひ 　　　今日一日 　　　―美穂子― 人の世界はままなりま
せんね！
新樹光 　古民家の屋根に 　　　　　及びけり 　　　　　―美穂子― でも、人の世のオアシス
もあります
吟行の 　鎌倉古道 　　　藪蚊攻め 　　　　―三樹― 適当な写真見当たりま
せん！
雨上がり 　大山蓮華 　　白映ゆる 　　　―未来― 日向の大輪の白花
雨に濡る 　 よひら 　四葩導く 　　　薬師堂 　　　　―三樹― なかなか趣のある参道
ですね
紫陽花や 　日陰にありて 　　　　なお聖し 　　　　　―牧紀― 日陰の白紫陽花




<短歌の部>

短歌 写真 コメントその他
夏空の 　青に若葉の 　　　色添えて 　梅雨待ち顔の 　　紫陽花咲けり 　　　　―芳翠―　 日向の紫陽花虹の如し







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群生の 　菖蒲野武士の 　　　　面影を 　　留め水面に 　　凛と立ち咲く　 　　　　―芳翠―　　 野武士の一声：いざショウブ！
江戸みやび 　今に伝える 　　　花菖蒲 　薬師の水に 　　　映える紫 　　　　―芳翠― 優雅ですね！







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むらさきの 　菖蒲の前に 　　　　佇みて 　　　しばし昔の 　　　　夢にぞ浸る 　　　　　―紀州翁― 中高年の感慨、昔はよかったー
ーー本当？
雨上がり 　花弁にしずく 　　留め置きて 　色なお増すや 　　　花菖蒲映ゆ 　　　　―翁翠― 雨上がりの花菖蒲で、締めくくり
ます


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