12 月 例 会 |
開催日時: 2009.12.08(火) 9時半〜12時 兼題: 「自由」 概要: 師走に入り今年最後の例会。「忙中に閑」を見つけ 多数の作品が寄せられました。皆様、閑を見つけて ご鑑賞頂ければ幸甚です。 、 |
<俳句>
秋の日の 夕日に染まる 浅草寺 隆夫
疲れても もみじ一葉 木のベンチ 隆夫
菊の香に 偲ぶは遠き 葵の世 隆夫
寄り添ひて 優しきコスモス 冬に入り 澄香
愛犬の 散歩せかせる 朝寒し 水白
落葉の 踏みしだく音 静かさに 水白
紅葉越ゆ 輝きあらた 朝の富士 牧紀
地の虫と 食共有す 秋野菜 牧紀
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落ち葉踏む 音遠ざかる 日和かな 学
木々の影 映す水面や 尾長鴨 学
水面にも 秋の気配の 深まりぬ 学
木々の影 揺らして鴨の 羽ばたけり 学
池の面を 彩る楓 落ち葉かな 学
紅葉狩り 巡りめぐりて 団子喰ふ 有三
蓮枯るる 移ろい映す 夕日色 有三
寂しさを しまい込んでや 蕎麦の花 有三
御苑の秋 喧騒の中 鎮もれる 未来
時代担ふ 御旗の列や 秋の暮れ 未来
丸窓に 兎の跳ねる 影を見る 未来
静かさに 枯山水の 紅葉かな 未来
<短歌>
(富士平原ゴルフクラブ富士コース)
新雪に富士輝きて紅葉まで
我が心まで あかり潤す 紀舟
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風に耐へ波に打たれし老木の
強き姿に励まされたり 小鈴
青空にピンクの大輪天に咲く
皇帝ダリアに夢かなふ今 澄香
(新緑の思い出)
紅葉は如何にならむと待ちたるも
想いまかせず秋の過ぎしを 澄香
ゆったりと佐倉宿流る大野川
荷積船も観光船に 澄香
宵やみに 十六夜月 も中秋に
負けじと燦々 ひかりをり 澄香
ビャクシンは眼光鋭き龍宿し
七百余年寺を守りぬ 芳翠
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