長月例会


「自由題」

 9月は「江ノ島吟行」を中心に例会(9月9日)実施。
今回は、9名の参加があり、和やかな雰囲気の下、真剣かつ活発な意見交換が
出来た。ここに、「自由題」分は「長月例会」として纏めてアップします。
尚、江ノ島吟行は別に纏めて、吟行欄に最終版としてアップしました。

俳句



虎の尾の長き花房玉すだれ      小鈴



ブナの木の箱庭木立ち蝉しぐれ   小鈴



いも虫や補色に変わり散歩かな   小鈴



猛暑日や天狗ひときわ赤く見え    小鈴


注・ 森の人=オランウータン
遊びたる黍の髭着た森の人   小鈴



 ライオンや暑さ凌げし席見つけ    小鈴



名札付けしヒグマと遊ぶ夏休み   小鈴



秋あかね青空映す池の上       小鈴



向日葵の背伸びして見む美瑛の丘   小鈴


岩屋にもお参り出来ず夏終わり    澄香

子を送り背筋真直ぐ落ち葉踏む    英進


写真提供は美穂子さん

子がひとり倫敦におり麦酒かな    英進


写真提供は牧野さん

人生はこれでいいのだ秋近し     英進



短歌 

  涼風に秋明菊の花一輪
   季節
(とき)の移りぞ自ずから知る 澄香



  青空に紅白映えて夫婦花         
     
秋明菊の寄り添い咲けり    澄香
          
(再掲)

戻る

inserted by FC2 system