尾瀬草紅葉紀行

<行程>

   SNM旅部会主催の「広大な尾瀬 紅葉街道」の1泊旅行に参加。
  新たな尾瀬の自然に触れて、写真俳句も楽しむことが出来ました。

<第1日目(10月5日)>

   町田(8:15発)−(関越道)−戸倉ー

   鳩待峠---山の鼻---竜宮小屋---見晴・第2長蔵小屋(泊)
          (徒歩約9キロ・3時間)


<第2日目(10月6日)>

  見晴---白砂峠---尾瀬沼ビジターセンタ---大江湿原---
  沼山峠−  
      (
徒歩約12キロ・4時間半)

  七入−檜枝岐温泉(入浴)−(東北道)−横浜−町田
(20:50着)


以下、気の向くまま工程順に写真を並べました

(オンマウスで中央に画像が拡大表示されます)

鳩待峠 峠入り口 川上川に沿って まゆみの実 草紅葉(上田代) 燧ケ岳遠望
至仏山 池塘(牛首分岐辺)
草紅葉(見晴手前) 見晴の山小屋 燧ケ岳の朝明け 尾瀬ヶ原の朝


白樺に紅葉 白樺の初黄葉 白砂峠前の小滝 白砂峠 沼尻休憩所 尾瀬沼
尾瀬沼 ビジターセンタ 燧ケ岳を映す 大江湿原 ゴゼンタチバナ実 沼山峠展望台



吟行録  (by牧紀)    
写真 俳句 コメント等
尾瀬ヶ原
 
 草の紅葉や

  はるかなり 尾瀬の紅葉は10月末。
これに先立ち、草原が一斉に黄金色に色づく。
これが尾瀬ヶ原の草紅葉。
土に還る

 草の紅葉の

   風の舞い 草原の風にそよぐ姿は土に還る喜び。
まゆみの実

 何やら和み

  朱のまろみ 一面の黄葉の中で、やわらかい赤みのまゆみの実は心和らぐ。
この紅葉

至仏の思いや

   緋の極み 黄葉の草原に一際赤き紅葉ありて。
至仏山の仏の恵みか。
枯れるとも

 張り失わず

    吾亦紅 我もこうありたし。背筋を伸ばして!
星明く

 朝霧深き

   山の宿 晩秋の山の宿の風情。
朝まだき

 霧たゆたふや

   尾瀬ケ原 朝霧の尾瀬に感激。
寒さこらえてパチリパチリ。
霧の間や

 至仏に朝日

   宿りたり 雲霧晴れて一瞬の輝き!
時過ぐも

 凛と咲けり

   えぞ竜胆 黄葉の草原に、竜胆の紫がけなげにひかる。
紅き実の

ゴゼンタチバナ

   尾瀬の秋
   土色に還る尾瀬の山路に紅のアクセント。
登り終えて

尽きせぬ尾瀬の

   秋惜しむ 今回ツアーの最高地点、最終地点近くの沼山峠から尾瀬沼方面を遠望。
自然に感謝。人に感謝。



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