玉川学園吟行

  写真俳句短歌同好会の12月の行事として、玉川学園吟行を実施しました。
 晴天に恵まれ、シンパの方を含め15名が参加されました。教育博物館内の展示
 特に明治期の教育絵双六に感心しました。その後、学園内を散策し残りの紅葉、
 散り紅葉を楽しみ、昼は町田の「木曽路」で忘年会を催し、12名の方が参加され、
 「食」と「話」と「吟」の和やかな会となりました。
 12月9日(火)の例会で披講に供し、見直し後、最終版として発行します。

             (とき)忘れ 紅葉石蕗 連句の輪          (牧紀)

                    <概要>

    実施日:       H20.12.3(月)
    天候:         快晴、風もなく穏やかな日和
    参加者:       15名
          
                        (写真提供:岩田さん)        

「木曽路」での吟(滋野さんの発句から)

俳句



若人の集う校舎や冬ぬくし   未来



散り紅葉松陰卿の心かな    未来



落ち葉散るチャペルへ続く石畳   未来



冬日さす木漏れ日の路やはらかし  未来



チャペルよりオルガンの音や石蕗咲けり 学


(写真提供:牧野さん)
学び舎の名残りの紅葉光りさす  淑子


枯れ木路学生の声華やぎて    淑子




一陣の紅葉の風に浸りおり    牧紀



学び舎の白亜の心石蕗の花   牧紀


短歌


縄文の遺跡の丘の学び舎や
   白亜にうつる石蕗(つわ)の花咲く  紀舟


玉学や明治昭和の教材の
   多きに我の時代想いて   韶光


陽に映えるもみじと競う彩を
   ともに紡ぎて四十六年   芳翠


学び舎の庭に黄もみじ散り舞いて
    秋の終わりに侘しさ沁みる 澄香

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